ハゲとコロナの関係性。薄毛の人は新型コロナウイルスで重症化しやすい!?

「100年に1度の公衆衛生危機」とされ、世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス。
世界で初めて感染が確認されたのは2019年11月のことですが、本記事執筆時点では未だ有効な「治療薬」や「ワクチン」は開発されておりません。

※追記
現在は、ファイザーやモデルナから有効な「コロナウイルスワクチン」が開発されております。

しかし、世界各地で研究が猛スピードで進められており、その過程でスペインの研究チームから「とある説」が報告されました。
それが、「薄毛の人は新型コロナウイルスで重症化しやすい」というものです。
果たしてそれは本当なのでしょうか。
今回は、ハゲとコロナの関係性について、解説していきます。

ハゲとコロナの関係性

にわかには信じがたいこの説ですが、これには「新型コロナウイルスは女性より男性の方が重症化しやすく、死亡リスクが高い」という調査結果が背景にあります。
イタリアの流行初期では、死亡した「70%以上の方が男性」だったというデータがあり、またここ日本でも「入院患者のうち58.9%が男性」、更には「重症患者のうち78.9%が男性」だったというデータも確認されています。
このように男性の重症化リスクは世界各地で報告されているのですが、その中でもスペインの研究チームは「薄毛とコロナは関係している」との論文を発表したのです。
この論文によると、スペイン・マドリードの病院に入院していた男性患者のうち、「79%の人が薄毛」だったとのこと。
同じ年代の薄毛率は、スペインで31%~53%とされているため、いかに「コロナ重症患者の薄毛率」が高いかがわかります。
ちなみに、女性患者の「42%」の人も薄毛だったため、このことからもスペインの研究チームは「薄毛が新型コロナウイルスの重症化に寄与しているのではないか」と考えたのです。

男性ホルモン「アンドロゲン」が原因

では何故、ハゲとコロナの重症化が関係しているのでしょうか。
それは、男性ホルモン「アンドロゲン」が原因だと言われています。
(アンドロゲンとは、いくつかある男性ホルモンの総称です)
下記の記事でも解説しておりますが、AGA(男性型脱毛症)の原因は「遺伝」と「男性ホルモン」が大きな割合を占めています。


中でも「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンがハゲを促進させる原因物質なのですが、このアンドロゲンが「新型コロナウイルスを体内に感染させる働きかけをしている」とのことなのです。
これは、男性ホルモン(アンドロゲン)の少ない「女性」や「子供」が、あまり重症化していないという現実を見ると、納得のいく説かもしれません。
ちなみに「前立腺がん」という病気では、男性ホルモンを抑える「アンドロゲン抑制療法」という治療法が行われることもありますが、この治療を受けた前立腺がん患者は、この治療を受けていない患者に比べて新型コロナウイルスの感染リスクが「4倍も低かった」という報告も上がっています。
そのことからも、新型コロナウイルスの重症化はアンドロゲン(男性ホルモン)に関与していると見られ、「ハゲている人は重症化しやすい」という仮説が立てられたのです。
もちろん、まだ確証された訳ではありませんが、ひとつの有力な説として、今でも研究が進められております。
私たちの平穏な日々を瞬く間に奪い去っていった新型コロナウイルス。
一日でも早く、このコロナ禍が終息することを願っております。

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