「コロナ抜け毛」でハゲが進行。男性だけじゃなく女性や子供も。その原因は?

「コロナ抜け毛」という言葉を知っていますか?
最近テレビやネットで取り上げられることが多く、一度は耳にしたことがあるかもしれません。
実は今、男性だけじゃなく「女性」や「子供」までもが抜け毛に悩んでおり、全国のAGAクリニックで相談が相次いでいるそうです。
今回は、その「コロナ抜け毛」の原因と対処法について、解説していきます。

コロナ抜け毛の原因・対処法

まず「抜け毛」や「薄毛」の原因は、大きく分けて3つあります。
それが遺伝男性ホルモン生活習慣です。
そして今回の「コロナ抜け毛」は、この生活習慣の乱れによって発生したものと考えられます。
下記で詳しくみていきましょう。

運動不足

新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」によって、一時は外出自粛が余儀なくされました。
仕事も「テレワーク」が推奨され、自宅にこもりっぱなしだった方も少なくありません。
緊急事態宣言が解かれた現在でも、不急不要な外出は避け「ステイホーム」を心掛けている方は多いはず。
そのため、真面目にコロナ対策をしている方にほど、運動不足が顕著に現れてしまいました。
運動をしないと体の血行は滞ってしまい、頭皮に十分な栄養が行き渡らなくなります。
そしてそれが「抜け毛」の原因となり、また新しい髪の毛の「成長の妨げ」になってしまうのです。
そのため、ウォーキングや自宅でできるエクササイズなど、適度な運動をこまめに行ない、血行を促進させるよう心掛けましょう。

栄養不足

運動で体の血行を良くする以外に、食生活でバランスのとれた栄養を摂ることも重要です。
コロナ禍によって自宅で食事をすることが多くなり、出前やコンビニ弁当、ファーストフードが増えた方も多いのではないでしょうか。
下記の記事でも掲載した通り、食品から髪に行き渡る栄養分は「ごくわずか」とされていますが、それでもバランスのとれた栄養を摂ることは大切です。
抜け毛を予防するためにも、出前やコンビニ弁当の回数は減らし、可能な限りバランスのとれた食事を心掛けましょう。

睡眠不足

自宅で過ごす時間が増えたことで「起床時間」や「就寝時間」に乱れはありませんか?
テレワークの実施により「通勤時間」がなくなり、規則正しい生活から遅寝遅起きになった方も多いのではないでしょうか。
下記の記事でも解説しておりますが、髪の成長を促す成長ホルモンは午後10時から午前2時の「ゴールデンタイム」に多く分泌されると言われています。
そのため、このゴールデンタイムに就寝していることが育毛にとって「理想」ではあるのですが、生活リズムの乱れにより多くの方が実現できていないのが現状です。
また、外出していないことからシャワーを2日に1度にしてしまい、頭皮を清潔に保てていないという方もたくさんいます。
抜け毛を予防、そして育毛を促進させるためには、頭皮を清潔にした状態でゴールデンタイムを迎える必要がありますので、心当たりのある方は規則正しい生活を心掛けましょう。

ストレス

そして、抜け毛の最も大きな要因と見られるのが、コロナによるストレスです。
行きたいところに行けない。
会いたい人に会えない。
やりたいことをやれない。
このような「我慢」が続く生活に、知らず知らず大きなストレスを感じているはずです。
コロナによる環境の変化や、先行きの不安がストレスとなり、このストレスがホルモンバランスの乱れを招いてしまいます。
「10円ハゲ」も過度なストレスからくるように、「髪の毛」や「頭皮」にとってストレスは良いものではありませんので、出来る限りストレスはため込まずこまめに発散することを心掛けましょう。

おわりに

上記のように、コロナ抜け毛は「生活習慣」を見直すことで改善することが可能です。
ただし、抜け毛や薄毛は決して「コロナ」だけが原因ではありません。
20歳~69歳の成人男性のうち3.3人に1人はAGA(男性型脱毛症)だと言われており、その原因は「遺伝」や「男性ホルモン」の影響が強いのです。
そのため、薄毛が気になる方は是非一度お近くのクリニックで相談してみてください。
現在では薄毛を「飲み薬」で改善することができますし、昔に比べてかなり安く治療を受けられるようになりました。
湘南美容クリニックなどでは女性の薄毛治療にも対応しておりますので、まずは実際に相談してみることをおすすめします。

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