白髪の人はハゲないって本当?薄毛と白髪の関係性

今回のテーマは、薄毛と白髪の関係性についてです。
髪の毛にまつわる都市伝説の中に「白髪の人はハゲない」というものがあります。
皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
白髪が生えてきた男性の中には「将来ハゲなくて済む」と安堵する方もいらっしゃいますが、実はこの噂はまったくのデタラメと言えます。
そもそも髪の毛は、頭皮の中にある「毛母細胞(もうぼさいぼう)」というところで作られており、初めは全て白髪として誕生します。
そこに、「色素細胞(しきそさいぼう)」というところで作られた「メラニン」が行き渡ることで「黒い髪の毛」が生えてくるのです。


わかりやすく例えると、毛母細胞が「白いTシャツをつくる工場」
色素細胞が「黒いインクをつくる工場」といったところでしょうか。
Tシャツを作る工場で「白いTシャツ」を生産し、この工場に届いた「黒のインク」で白いTシャツを黒に染める。
そして出荷をするといった流れになります。
そのため、白髪の原因はこの黒のインク不足です。
黒いインクを作る工場が何らかの理由でストップしてしまい、Tシャツを作る工場に「黒のインク」が行き渡らなくなったことから、結果的に「白いTシャツのまま」出荷せざるを得なくなった、ということになります。
一方、ハゲ(薄毛)の理由は、このTシャツ工場の「生産力」が衰えてしまったことが原因です。
一日に100枚のTシャツを作れていたにも関わらず、人手不足や材料不足、機械の劣化などにより、生産量が一日80枚や50枚、30枚と減少してしまう状態が「AGA(男性型脱毛症)」ということになります。
ここで本題に戻りますが、上記でもお伝えしたように髪の毛が生えるか生えないかは毛母細胞(Tシャツ工場)で全てが決まります。
この工場にインクが届いたら「黒髪」として、インクが届かなかったら「白髪」として生え、逆にインクが届いてもTシャツ工場自体が生産をストップしていたら髪の毛は生えません。
そのため「白髪の人はハゲない」ということには全く繋がらないのです。

白髪の人はハゲないという噂が広まった理由

ではどうしてこのような噂が広まったのでしょうか。
これには諸説ありますが、主に下記の理由が考えられます。

黒髪はハゲが目立ちやすいから

私たち日本人の頭皮の色は「肌色」です。
この肌色に、白髪と黒髪を置いた場合、どちらの方が目立つでしょうか。

恐らく、多くの方が黒髪の方が目立つと思われたと思います。
黒髪は、地肌とのコントラスト(明暗の差)が大きいため、毛が少なくなってくると地肌が目立ってしまう特徴があります。
一方白髪は、地肌とのコントラストが小さいため、毛が少なくなっても黒髪ほど地肌が気になりません。
この目の錯覚が
黒髪はハゲる
白髪はハゲない
という印象を生み、世間に広まったとされているのです。

ハゲと白髪の両方になる可能性

これまでに、ハゲの要因となる細胞と、白髪の要因となる細胞は異なることをお伝えしましたが、これらの機能を低下させる「原因」は共通するものが多いです。
例えば、ハゲも白髪も「遺伝」が影響すると言われ、また「ストレス」や「生活習慣」も大きな要因と言われています。
そのため、食生活や睡眠時間が乱れていたり、頭皮環境を清潔に保てていない場合は、ハゲも白髪も両方引き起こしてしまう可能性が十分にあるのです。
反対に、栄養バランスの良い食事を心掛け、質の良い睡眠を取り、頭皮環境を清潔に保つことで、ハゲも白髪も両方の対策ができると考えられます。
もちろん、これらだけでは限界がありますが、日々の積み重ねが10年後には大きな差となって表れてきますので、生活習慣が乱れている方はしっかり見直して、白髪や薄毛対策に取り組んでいきましょう。

湘南美容外科クリニック(AGA治療・自毛植毛)

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