サウナに入るとハゲる!?それとも育毛効果がある!?

今回のテーマは、サウナに入るとハゲてしまうのか、それとも育毛効果があるのかについてです。
サウナといえば「フィンランド」が本場になりますが、ここ日本でも「サウナー」という言葉が誕生するほど、人々にとって欠かせないものになりました。
しかしその一方、サウナにまつわる色んな噂が広まり、どれが真実なのかわからないという話もよく聞きます。
その代表的な噂がこの2つ。

・サウナに入るとハゲる
・サウナには育毛効果がある

です。
この2つの噂は正反対のため、どちらが正しいのか困惑してしまうのも無理はありません。
そこで今回は当サイトの見解を述べたいと思うのですが、結論から申し上げますとこの噂はどちらも正しいと言えます。
ではまず、一つ目の噂「サウナに入るとハゲる」から見ていきましょう。

サウナに入るとハゲるのか

「サウナに入るとハゲる」という噂ですが、これにはサウナ特有の高温低湿が髪の毛に悪影響を及ぼすということで広まりました。
日本で主流となっているサウナは「乾式サウナ(ドライサウナ)」で、室温は80℃~100℃、湿度は10%~15%が一般的となっています。
そのため、サウナの中では髪の毛が「高温状態」になり、これが「髪の毛を傷める原因」となるのです。
そもそも髪の毛は高温に弱く、濡れている状態で60℃乾燥している状態で90℃からダメージを受けると言われております。
髪の毛が濡れていると「キューティクル」が開いている状態になり、そこに熱を与えることでよりダメージを受けてしまうのです。
ドライヤーの「低温」が約60℃に設定されているのも、これが理由です。
(ドライヤーの通常温度は100℃~120℃)
また、サウナは「髪の毛」や「頭皮」にダメージを与えてしまうことから、サウナハットという商品まであるほど。
日本ではあまり馴染みがありませんが、フィンランドやロシアなどでは日常的に使用されています。


画像出典:https://www.tabikobo.com/

以上のことから、サウナの熱は髪の毛にダメージを与え、それが「切れ毛」「枝毛」「抜け毛」へと繋がることで、結果として毛量が少なくなってしまうと言い換えることができます。
ただし、先ほども申し上げたように、普段行なっている「ドライヤー」でも同じことが言えますので、あまり神経質にはならず「タオル」を巻いたり「サウナハット」を被ったりして直接熱を与えないようにすると良いでしょう。

サウナには育毛効果があるのか

一方、「サウナには育毛効果がある」という噂ですが、これには下記の理由が挙げられます。

・血行促進による育毛効果
サウナの熱により体の血行が促進され、髪の毛に必要な「栄養分」が血流にのって頭皮に行き渡ることから、育毛効果があると言われています。
・デトックスによる育毛効果
たくさん汗をかくことで頭皮の毛穴が開き、頭皮につまった「皮脂」や「汚れ」を取り除けることから、育毛効果があると言われています。
・リラックスによる育毛効果
サウナにはリラックス効果があり、抜け毛の敵である「ストレス」を発散できることから、育毛効果があると言われています。
・良質な睡眠による育毛効果
サウナに入ることで適度な疲労を感じ、その結果「良質な睡眠」を取れることから、育毛効果があると言われています。

これらはどれも間違いではありません。
血行促進は育毛において大切ですし、頭皮を清潔に保つことも重要です。
もちろん、ストレス発散や良質な睡眠も、薄毛対策には必要不可欠と言えます。
ただし、これらの内容に期待しすぎるのはやめましょう。
サウナで育毛が望めるのであれば、これほど楽なことはありません。
あくまでも多少の効果が見られるだけで、これで育毛に繋がることはないでしょう。
抜け毛や薄毛の原因は主に「遺伝」「男性ホルモン」「生活習慣」の3つと言われており、その中でも「遺伝」と「男性ホルモン」の占める割合が大きいので、本格的に育毛をしたい方は「AGAクリニック」でしっかりとした薄毛治療を行なうことをおすすめします。

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