ヘアアイロンを使うとハゲるのか

今回のテーマは、ヘアアイロンを使うとハゲるのかについてです。
ヘアアイロンとは「髪をスタイリングする際に利用する道具」で、うねった髪の毛を真っ直ぐに伸ばすストレートアイロン、髪の毛をクルクルと巻くカールアイロン(通称:コテ)があります。
近年では女性だけでなく「男性」も多くの方が利用するオシャレアイテムですが、このアイテムが普及すると共に「ヘアアイロンを利用するとハゲる」という噂も出回るようになりました。
果たしてこれは本当なのでしょうか。
今回はこの気になる噂「ヘアアイロンを使うとハゲるのか」について解説していきます。

ヘアアイロンを使うとハゲるという噂は本当?

まず、結論から申し上げますと、ヘアアイロンを使ってもハゲに直接的な影響はないと言えます。
もしこの噂が本当なら、世の中の女性の大半は禿げていることになります。
そもそもハゲ(薄毛)の根本的な理由は「遺伝」「男性ホルモン」「生活習慣」の3つで、その中でも遺伝と男性ホルモンの割合が高いと言われております。
もちろん、ハゲないためには「生活習慣」も大切ですが、毎日のヘアアイロンによってハゲが進行してしまうというのは考えにくいのです。
例えば、下記の記事でも解説しておりますが、頭皮に熱風を与えるドライヤーなら、使い方を誤れば薄毛が進行してしまう恐れはあります。


しかし、ヘアアイロンは「頭皮」に影響を及ぼすものではないため、このことからも「ヘアアイロンを使ってもハゲに直接的な影響はない」と言えるのです。

ヘアアイロンでやってはいけない3つのこと

上記では、ヘアアイロンはハゲに直接的な影響はないとお伝えしましたが、利用するには注意が必要です。
ここでは「ヘアアイロンでやってはいけない3つのこと」を解説していきます。

髪の毛を強く引っ張りすぎない

「ヘアアイロンを使うとハゲる」という噂が出回った理由の一つとして、こちらの原因が考えられます。
特に「ストレートアイロン」では、くせのついた髪の毛を真っ直ぐ伸ばすために、強く引っ張ってしまう傾向があります。
これは「毛根」を傷める行為であり、結果的に抜け毛に繋がってしまう恐れがあるので注意しましょう。

濡れた髪の毛に利用しない

下記の記事でも解説しておりますが、髪の毛は高温に弱く、濡れている状態で60℃、乾いた状態で90℃からダメージを受けると言われております。


ヘアアイロンは、一般的に100℃~200℃を超える温度設定がされており、例え「乾いた状態」で使用したとしても髪の毛に大きなダメージを与えてしまうのですが、もし「濡れた状態」で使用してしまうとそのダメージは計り知れません。
髪の毛にダメージを与えることで「抜け毛」「枝毛」「切れ毛」へと繋がり、結果的に毛量が少なくなってしまうというのは十分に考えられます。
そのため、ヘアアイロンを使用する際は、髪の毛が乾燥した状態で、かつ出来る限り低めの温度で利用すると良いでしょう。

同じ箇所に熱をあてすぎない

温度を低めに設定すると、髪の毛を「ストレート」や「カール」にスタイリングしにくくなります。
かと言って、同じ箇所にずっと熱をあててしまうと、その分髪の毛に負荷がかかってしまい、温度を低く設定した意味がありません。
「適切な温度」は髪質やスタイリングによって個人差があるため一概には言えませんが、一度にあてる時間は「3秒~5秒」を目安にしてください。
ストレートアイロンであれば3秒~5秒でスライドさせる、カールアイロン(コテ)であれば3秒~5秒で外すことを意識すれば、髪の負担を軽減できます。
以上の3つのことに気を付けて、日々のスタイリングを行なってください。
それでも抜け毛が気になる方は、AGAクリニックで一度相談してみると良いでしょう。
薄毛の悩みは、それがストレスとなり「悪循環」を招いてしまいます。
今では、薄毛は「飲み薬」で改善できる時代となっておりますので、まずは直接医師に相談してみることをおすすめします。

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