薄毛(AGA)の原因である「生活習慣」ってなに?

WEBサイトで「薄毛の原因」について調べていると、主に「3つのワード」を目にすることが多いかと思います。
1つ目が「遺伝」、2つ目が「男性ホルモン」、そして3つ目が「生活習慣」です。
この生活習慣には様々な要因が含まれているのですが、今回は生活習慣の具体例ついて解説していきます。

睡眠

まず、生活習慣の代表的なものとして挙げられるのが「睡眠」です。
睡眠は「髪の成長」にとっても非常に重要なもので、寝ている間に太く丈夫な髪の毛が育ちます。
特に、夜の22時~深夜2時の4時間は「ゴールデンタイム」といって、髪の成長に必要なホルモンがたくさん分泌される時間帯です。
この間に良質な睡眠を取れているかどうかが鍵となりますので、睡眠時間が不規則だったり、昼夜逆転している方は、一度「ゴールデンタイム」を意識して睡眠を取ってみてください。

食事

睡眠と共に大事なものが「食事」です。
よく「ワカメ」や「昆布」などの海藻類を食べると髪の毛が増えるという噂を耳にしますが、これは完全なる「都市伝説」であり、医学的根拠はありません。


しかし「ミネラル」や「ヨード」を含んだ海藻類が身体に良いことに変わりはなく、育毛を促すためには必要な栄養素となります。
この他にも、髪の主成分である「タンパク質」や、髪の成長をサポートする「ビタミン」など、偏りなくバランスの取れた食事(栄養)を摂ることが育毛には大切です。

運動

生活習慣の三大要素として、「睡眠」「食事」そして「運動」が挙げられます。
運動が健康に良いことは誰もが周知のことですが、髪の毛にとっても重要な項目で、運動をすることで身体の血の巡りが良くなり、髪の成長に必要な「栄養素」が血流に乗って頭皮に届けられるのです。
また、運動は「質の良い睡眠」や「ストレス発散」にも繋がるため、髪の成長を促すためにも、ウォーキングやランニング、スイミングといった「適度な運動」を日々の生活に取り入れることが大切です。

ストレス

生活習慣の中には、精神的な「ストレス」も含まれます。
ストレスを溜めると、交感神経が緊張して「毛細血管」を収縮し、血の巡りを悪くしてしまいます。
また、ストレスによりホルモンバランスが乱れ、育毛に必要な「成長ホルモン」の分泌にも影響を及ぼしてしまうのです。
過度なストレスは健康にとっても髪の毛にとっても不必要なものですので、出来る限りストレスは溜め込まず、リラックスできる環境作りを心掛けましょう。

喫煙

生活習慣の中には「喫煙」といった項目も含まれます。
喫煙は「ニコチン」や「タール」といった化学物質の作用により毛細血管を収縮し、血の巡りを悪くしてしまう力があります。
また、タバコを吸うと体内に「活性酸素」が生まれ、育毛をサポートする「ビタミン」などの大切な栄養素が、活性酸素を除去するために消費されてしまうのも一つの原因です。
嗜好品はストレス発散に繋がるものではありますが、喫煙だけは健康にとっても髪の毛にとっても悪影響を及ぼすものですので、育毛のためにも控えることをおすすめします。

頭皮ケア

薄毛を予防するために、日々「頭皮ケア」を実施している方は多いかと思います。
しかし間違った頭皮ケアをしてしまうと、抜け毛を抑制するどころかハゲを促進させてしまう可能性があるため注意が必要です。
例えば、朝と夜に「2回」シャンプーをする方がおりますが、これは間違った頭皮ケアで、シャンプーは1日に1回夜だけが理想とされています。


一見、頭皮を清潔に保てるのだから「効果的」だと思えますが、シャンプーを朝と夜の2回おこなうことで、頭皮に必要な皮脂まで洗い落としてしまうのです。
このように、間違った頭皮ケアを続けると結果的に薄毛へと繋がってしまう可能性があるため、正しい知識を身に付けることが大切です。

おわりに

以上の項目が、薄毛の原因とされる生活習慣の代表的なものになります。
薄毛を予防するには、これらの生活習慣をしっかり正す必要がありますので、可能な限り上記項目を意識して「薄毛対策」に取り組んでいきましょう。

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