熱湯が頭皮にかかるとどうなる?ロッチ中岡の疑問に回答

今回のテーマは、熱湯が頭皮にかかるとどうなるかについてです。
先日、子供から大人まで幅広い世代に人気の番組「世界の果てまでイッテQ」にて、とある複合ワードが話題になりました。
それが「熱湯 頭皮 どうなる?」です。
AGA(男性型脱毛症)が進行中である大人気芸人・ロッチ中岡氏のデリケートな頭皮に「熱湯」がかかったことで生まれた言葉でした。
果たして、熱湯が頭皮にかかってしまうとどうなってしまうのでしょうか。
今回は「熱湯」と「ハゲ」の関係性について、解説してまいります。

熱湯は頭皮に良くない

まず、結論から申し上げますと、熱湯は頭皮に良くありません
肌が炎症して、薄毛への悪循環を招いてしまいます。
しかし、番組内で使用されている熱湯は、恐らく45度~50度程度のお湯。
厳密に言うと、これは熱湯とは言いません。
熱湯とは、沸騰しているお湯のことを指し、約100度のことを言います。
厚生労働省が定める「日本薬局方」でも、熱湯の定義ついて下記の様に記してあります。

冷水は10℃以下
微温湯は30~40℃
温湯は60~70℃
熱湯は約100℃の水とする。

参考資料:第十五改正日本薬局方改正の概要

ちなみに、1983年~1999年まで放送されていた「スーパーJOCKEY」の名物企画「熱湯風呂」では、その温度が50度前後だったと言われています。
本番前に51度に設定し、本番のときに48度くらいになるよう調整していたとのこと。
まだコンプライアンスがゆるゆるだった当時ですら50度前後ですから、コンプライアンスが厳しくなった今、どんなに高くても45度~50度が良いところでしょう。
人間は体温よりも5度上回ると熱いと感じますので、この温度でも熱湯のような熱さを感じるかもしれません。
では、45度~50度のお湯であれば、頭皮に問題ないのでしょうか。
実はこの温度帯でも、長時間触れることで低温やけどの可能性が出てしまいます。
ひとつの目安として、

60度で1分間
50度で3分間
42度で6時間

と言われており、長時間「高温」に触れることで「皮下組織」で損傷が起きてしまうのです。
ただし、ロッチ中岡氏の場合は、お湯が頭皮にかかる時間はほんの一瞬のため、低温やけどになる可能性は極めて低いと考えられます。

熱いお湯は頭皮を乾燥させる

これまでは、お笑い芸人ならではの「非現実的」なことをお伝えしてきましたが、ここからは誰もが起こりうる「日常的」なことについて解説していきたいと思います。
まず、皆さまは「シャワーの温度」を何度に設定されていらっしゃいますでしょうか。
もちろん季節にもよるかと思いますが、シャワーの適正温度は38度~42度と言われておりおり、頭皮のことを考えると38度がベストだとされています。
これは、高温だと頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうからです。
例えば、油がたっぷりついた食器を洗うには水よりもお湯の方が良いように、頭皮も「熱いお湯」で洗う方が皮脂を綺麗サッパリ洗い流すことができます。
しかし、頭皮にはある程度の皮脂(潤い)が必要で、この皮脂が「紫外線」や「外敵」から守ってくれるバリアの働きをしてくれるのです。
もちろん、皮脂が過分にある状態は問題ですが、全くないのも頭皮にとっては悪影響で、頭皮が乾燥することで「フケ」や「痒み」「炎症」を引き起こし、やがて抜け毛へと繋がってしまうのです。
そのため、洗髪をする際はシャワーの温度を「38度」に設定するよう心掛けましょう。
どうしても熱いお湯で洗いたいという方は、高くても「42度」までにしてください。
42度を超えると頭皮や髪の毛に良くなく、また38度を下回ると逆に余分な皮脂を洗い落とせず、頭皮を清潔に保つことができません。
抜け毛を予防するためにも、シャワーの温度は「38度~42度」を意識して生活してみてください。
皆さまの頭皮環境が少しでも改善されますことを願っております。

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